データソース
データソースは、Prisma ORMがデータベースに接続する方法を決定し、Prismaスキーマ内のdatasource
ブロックで表されます。以下のデータソースはpostgresql
プロバイダーを使用し、接続URLを含みます。
datasource db {
provider = "postgresql"
url = "postgresql://johndoe:mypassword@localhost:5432/mydb?schema=public"
}
Prismaスキーマは、1つのデータソースしか持つことができません。ただし、次のことができます。
PrismaClient
を作成する際に、データソースのurl
をプログラムで上書きする- クラウドホスト型開発データベースを使用している場合、Prisma Migrateのシャドウデータベースに別のURLを指定する
注: 複数のプロバイダーのサポートは2.22.0で削除されました。詳細については、プロバイダー配列記法の非推奨化を参照してください。
データベース接続の保護
一部のデータソースprovider
では、SSL/TLSで接続を構成でき、証明書の場所を指定するためのurl
パラメーターが提供されます。
Prisma ORMは、SSL証明書を./prisma
ディレクトリからの相対パスで解決します。証明書ファイルがそのディレクトリの外部、例えばプロジェクトのルートディレクトリにある場合は、証明書には相対パスを使用してください。
注
複数ファイルPrismaスキーマを使用している場合、Prisma ORMはSSL証明書を./prisma/schema
ディレクトリからの相対パスで解決します。
datasource db {
provider = "postgresql"
url = "postgresql://johndoe:mypassword@localhost:5432/mydb?schema=public&sslmode=require&sslcert=../server-ca.pem&sslidentity=../client-identity.p12&sslpassword=<REDACTED>"
}