異なるOSへのデプロイ
Prisma Client は、アプリケーションと同じホスト上でバイナリとして実行されているクエリエンジンに依存しています。
注記
v6.7.0現在、Prisma ORM には `queryCompiler` プレビュー機能があります。
有効にすると、Prisma Client はRustベースのクエリエンジンバイナリなしで生成されます。:
generator client {
provider = "prisma-client-js"
previewFeatures = ["queryCompiler", "driverAdapters"]
}
`queryCompiler` と併せて、ドライバアダプターのプレビュー機能も必要であることに注意してください。
クエリエンジンはRustで実装されており、Prisma Clientによって実行可能なバイナリファイルの形で使用されます。バイナリは `prisma generate` が呼び出されたときにダウンロードされます。
例えば、Windowsマシンでアプリケーションを開発し、Linux環境であるAWS Lambdaにアップロードする場合、問題が発生し、ターミナルにいくつかの警告が表示されることがあります。
これを解決するには、異なる環境にデプロイすることが事前にわかっている場合、バイナリターゲットを使用し、サポートされているオペレーティングシステムのどのバイナリを含めるべきかを指定できます。
注記: お使いのOSがサポートされていない場合は、カスタムバイナリを含めることができます。