レコーディング
レコーディング機能は、開発者がクエリのセットを個別のセッション(レコーディングとして知られる)に分離し、デバッグするのに役立ちます。この的を絞ったアプローチにより、異なるアプリケーションやテストラウンドからのクエリの混在を防ぎ、より明確な洞察とより効果的なデバッグにつながることで、正確なパフォーマンス分析と最適化が可能になります。
レコーディングセッションの管理
次の方法で、レコーディングセッションを手動で開始および停止できます。**Start Recording** および **Stop Recording** ボタンをクリックします。
警告
レコーディングは、クエリ数が1万件に達した場合、またはアプリのPrismaスキーマが変更された場合に自動的に停止します。
レコーディングセッションの識別
レコーディングセッションを簡単に識別し、コンテキストを提供するために、名前を変更したり、タグを付けたりすることができます。セッションのデフォルト名を क्लिकして、目的の名前を入力してください。
レコーディングセッションでキャプチャされたデータ
各レコーディングセッションは、アプリで実行されたクエリに関する詳細な洞察をキャプチャします。これには以下が含まれます。
- セッション中に実行されたすべてのクエリ。
- Prisma ORMによって生成され、データベースに送信された生のクエリ(**Raw Query**として表示)。
- クエリパターンが実行された回数(**Count**として表示)。
- クエリのパフォーマンスメトリクス.
- クエリ実行中に発生したエラー。
各レコーディングには最大1万件のクエリを含めることができます。ストレージ保持期間に制限はありません。
レコーディングセッションからのレコメンデーション
レコーディングセッションが終了すると、Optimizeは次のようなレコメンデーションを生成します。
- 過剰な行数が返される
- LIKE演算子によるフルテーブルスキャン
- インデックスなしのカラムに対するクエリ
- 繰り返されるクエリ
- オーバーフェッチング
@db.Money
の使用@db.Char(n)
の使用@db.VarChar(n)
の使用timestamp(0)
またはtimestamptz(0)
の使用CURRENT_TIME
の使用- データベースへのラージオブジェクトまたはBLOBの格納
- ユニークカラムへのインデックス
- 長時間トランザクション
- 不要なインデックス
情報
レコメンデーションに関するフォローアップの質問をするには、Prisma AIを使用してください。
Optimizeによって生成されたレコメンデーションの詳細については、こちらをご覧ください。